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まずは資格を取得してサ責を目指そう

サ責はサービス提供責任者の略称であり、ケアプランに基づいて介護計画書を制作し、サービスがしっかり提供されるようにサポートする仕事です。働くためには介護福祉士資格か介護福祉士実務者研修の資格を持っていることが求められます。旧資格であるホームヘルパー1級でも大丈夫です。

かつては、介護職員初任者研修を持っていて3年以上の実務経験がある人でもなれましたが、2018年にサ責になるための要件が改定されたことで働けなかったので注意してください。また、事業所によってはサ責になるためにさらなる資格に必要になる場合があります。同行援護を行っている事業所の場合では、同行援護従事者養成研修の修了が求められ、行動援護を行っている事業所では行動援護従事者養成研修の修了が必要です。

介護福祉士実務者研修は、介護士として高いサービスを提供するための知識を身につけることを目的にした資格です。取得には20科目450時間のカリキュラムを受講することが求められます。受験資格はありませんが、初任者研修を持っていると一部の受講科目が免除されます。

介護福祉士資格は介護に関する国家資格です。実務者研修を修了し、3年以上の実務経験を持っていることが受験資格として求められ、国家試験に合格することで資格を取得できます。福祉系高等学校卒業や養成施設の卒業でも受験資格を満たせます。サ責を目指すのなら実務者研修の資格があれば充分ですが、ステップアップを望む場合は介護福祉士の資格取得を目指す場合が多いです。